設立の経過設立の趣旨組織情報事業・活動の概要

組織概要

参加型福祉研究センター 設立の経過

 研修事業や福祉相談Joネット、調査・研究事業、たすけあい未来ファンドの助成 事業などを行ってきた生活クラブ運動グループ福祉事業連合は、10年の事業・活 動を振り返り、その一定の役割を終えたとの総括から、2013年10月25日の臨 時評議員会をもって解散いたしました。

 2002年6月に設立した生活クラブ運動グループ福祉事業連合が10年にわたる 事業や 活動を進めてこられたのも、ひとえに、会員団体、ワーカーズ・コレクティブ の皆さま方をはじめ、多くの方々からのご支援、ご協力があったからこそです。改 めまして、多くの関係者の方々にお礼を申し上げます。

 しかしながら「人口減少社会」「超少子高齢社会」が進行しているにも関わらず、 社会保障制度が縮小されていくことが予測され、地域社会における社会的リスク が高まっていくという厳しい状況は変わることはありません。今後ますます、市民 が主体的に問題解決していく「市民自治」「市民社会」の形成が不可欠であると考 えます。「コミュニティ・オプティマム福祉(地域最適福祉)」を基本テーマとしてき た、公共政策としての「参加型福祉」の発展、拡大は、時代の要請としても急務な 課題です。

 これらの問題意識から、この度「(特非)参加型システム研究所」に、「参加型福 祉研究センター」を立ち上げ、引き続き「参加型福祉」の社会化、新たなセーフティ ネットの形成に向けて、調査・研究を強めていくことになりました。

 今後は「参加型福祉研究センター」に注目して頂き、福祉事業連合にも増して、 ご支援・ご協力を頂ければ幸甚に存じます。

2013年12月

設立趣旨

設立趣意書

 「成長・拡大」を前提としてきたこれまでの“国のかたち”の描き方を、「3.11」後は成熟化の時代へと転換することが急がれています。それは「次世代につなぐ命の尊厳」「真の豊かさ」が最優先される社会を実現することです。

 「成長・拡大」に代わる“国のかたち”とは、地域発の市民による市民のためのセーフティネット形成を実現することであり、それこそが全世代型の共助を市民合意によって地域に開く、社会運動としての「参加型福祉」と捉える事ができるでしょう。

参加型福祉研究センターは、非営利・協同システムがもつ価値と原則に基づき、※コミュニティ・オプティマム福祉事業を中心に据えた市民福祉事業の経営基盤強化や、公共政策としての「参加型福祉」の社会化を促進していきます。そのために事業・運動にかかわる実態調査や公共的アプローチの手段である調査・分析力を強め、「参加型福祉」の社会化の達成度の検証を進めます。同時に「非営利・協同」の事業団体・組織としての自らの社会的発言力を高め、説明責任を果たし、おおぜいの市民の合意による市民イニシアティブの拡大を通じて「参加型福祉」の社会化に寄与することをめざします。

 「参加型福祉」の社会化の促進には、コミュニティを起点とする「中負担・高福祉」システムの実態づくりに共にチャレンジする、協同組合間ならびに意志ある企業間との社会経済連携の促進が求められ、その実現のための調査・研究とコーディネートが重要となります。参加型福祉研究センターは、とりわけ調査・研究の専門性を追求しつつ、連携・協力によるネットワーク形成と、公共政策としての「参加型福祉」の推進に寄与します。

 ※コミュニティ・オプティマム福祉=市民・生活主体によって実現する地域の最適福祉水準

組織情報

設 立 2013年12月
所在地 〒231-0006 横浜市中区南仲通4-39 石橋ビル4F(参加型システム研究所内)
TEL 045-222-8720 FAX 045-222-8721
E-mail: sanka-fukushi@systemken.org
共同代表 藤田ほのみ(生活クラブ生活協同組合神奈川)
木村満里子(神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会)
会員団体 生活クラブ生活協同組合神奈川
横浜北生活クラブ生活協同組合
横浜みなみ生活クラブ生活協同組合
かわさき生活クラブ生活協同組合
湘南生活クラブ生活協同組合
さがみ生活クラブ生活協同組合
神奈川ワーカーズ・コレクティブ連合会
社会福祉法人 いきいき福祉会
NPO法人ワーカーズ・コレクティブ協会
準会員団体 生活クラブ運動グループ・インクルーシブ事業連合(東京)

事業・活動の概要

●公共政策として「参加型福祉」の社会化を推進し、コミュニティ・オプティマム福祉ならびに新たな社会的セーフティネット形成にかかわる調査研究・政策形成
●講座・研修事業
  1. 「参加型福祉」の理念やW.Co運動への理解を深め、共感を広げるための講座・研修等
  2. 「参加型福祉」の担い手の育成及びリーダー養成研修
●参加型福祉の発展に資する情報の受発信
  1. 先進的な市民活動ならびに地域福祉情報の収集及び発信
  2. 非営利・協同セクターに関する動向や制度・政策情報の発信
  3. 国・自治体発の公共政策(制度・公共事業)に関する情報の収集・整理とオルタナティブな情報発信
  4. 他のシンクタンクや非営利事業・団体との情報ネットワークの形成への寄与
●新たな事業開発・管理に関するコーディネート機能(社会経済連携の促進)
  1. 生活クラブ運動グループ内外における諸資源とのネットワーク形成のための中間支援機能
  2. 民間営利団体(企業)との連携も視野に入れた事業開発、新規事業立ち上げのコーディネート
  3. W.Coに関する事業モデル研究
●市民政策提案活動をはじめとする公益的市民活動支援
●地域ネットワークとの連携促進
  1. 地域で「参加型福祉」活動・事業を推進するローカルユニット※との連携促進
    (※ローカルユニット:概ね自治体単位の生活クラブ運動グループ等の団体が組織する自主的な連携組織)
  2. 市民、自治体、協同組合、企業、NPO等とのネットワークづくりのための媒体的機能づくり